倉庫建築
倉庫建築こそできるだけコストをかけずに実施したい!
業種によってはかなり大きな倉庫を所有する必要がある、という方もいらっしゃるでしょう。
ですが倉庫こそ、今建築しようとしているものが確実に長期間にわたり使っていくものと断言できない状態では、あまりに大きなコストをかけて建築するということはお勧めできません。
というのも、実は多くの企業で、「倉庫をさらに大きくする必要があって今あるものの処分をしたい」「事業規模を縮小するためここまで大きな倉庫は不要になった」といったことで処分を検討されるケースが少なくないのだそうです。
ですから、倉庫建築にあまりにも大きな費用をかけて建築してしまうということはあまりおすすめできないのです。
そもそも倉庫ですから、設備なども特別こだわる必要はありませんよね。
最初にいろいろとプランを盛り込んでおいたほうが安く済むかもしれない・・・と設計時に感がてしまう気持ちもわかりますが、できるだけコストを抑えてシンプルな倉庫を建築するほうが、後々使い勝手などもカスタムしやすくなり、働きやすい環境になるのだそうですよ。
倉庫建築であとあと後悔してしまう方が多いポイントについて
倉庫建築において多くの方が後悔されてしまうのが、やはり規模やコストに関することなのだそうです。
「あの時はとても波に乗っていて大きな倉庫でしっかりした設備を!と思っていたけれど、数年たった今となってはそこまでの倉庫は必要なくなり、かけてしまったコストが悔やまれる・・・」といった方もいらっしゃるのだそうです。
またいろいろな設備を設計で取り込んでしまったがために、結局使い勝手が制限されてあまりよくない、といったかたもいらっしゃいます。
そんなことにならないためにも、やはりシンプルでできるだけコストを抑えて倉庫を作るということが重要なのではないでしょうか。
倉庫はビジネスの表舞台ではありませんよね。あくまでも裏舞台なのです。
そこをしっかりと意識しておくことで、本来かけるべきところにコストをかけることもできます。
倉庫はもちろん必要な場所ですが、あくまでも裏方であることを鑑みて、どの程度の倉庫をどのくらいの設備をそろえておけば、最低限のものとして十分に機能するか、まずはそこを考えて設計されてみるとよいでしょう。