工場等建設助成金とは?
工場等建設助成金とはどんなものですか?
工場等建設助成金とは、簡単に言えば、企業立地の促進と、その周辺(主に市内など)の経済の活性化を図るために設置されているもので、随時募集していることが多いものです。
助成される部分は、新築または増改築した工場などには固定資産税や都市計画税がかかることがあり、その税額に対する助成となります。
初年度から2年目までは全額が助成され、3年目から5年目の間は50%が助成されます。
通常なら金額に対する上限があるのですが、このケースは限度がないため、非常に利用しやすい制度です。
対象となる方は、大きく分けると4つの条件があります。
・固定資産額が5000万円以上ある方
・市税やその他の各種支払いなどに滞納がないこと
・市の経済活性化や、地域振興に資する内容として期待が持てると市長が認めていること
・対象工場が10年以上もの期間、操業の継続がある、または操業継続の予定があること
ざっと見ると大きな工場を持っていて、市税などの公的な支払いに対して滞納がないこと、今後10年もの間操業できるか、続く見込みがあって、その工場について市長が経済的にも有効だと認めているということになります。
市長が認めるというところが最大の難関のように感じますが、実際には随時募集しているくらいなので活用されていると考えられます。
対象となる期間はどれくらいでしょうか?
この工場建設助成金の対象期間はおよそ5年となっています。
またこの助成金の対象となる企業が、大津市内に工場や試験研究施設を立地している事業者に限られることがあります。
滋賀県の大津市で実施している助成制度のため、他のエリアの方は利用できない内容となりますが、滋賀県の大津市に事業展開した場合に適用になることもあるといえます。
事業をしているとさまざまな問題が出てくることもあるので、条件を満たせる場合は多いに活用する方が良いのがこれらの助成金制度だといえます。